https://tospo-keiba.jp/breaking_news/30369

平地だけでなく障害騎手として〝二刀流〟を目指す2年目の水沼元輝(21=美浦・加藤和)が、次週の福島で待望の〝障害デビュー〟を迎えることが14日、明らかになった。

 初陣は22日の福島・障害4歳上未勝利(芝2770メートル)でアルカンサス(牡4・土田)に騎乗。翌23日もビッグスコール(牡7・天間)で障害4歳上未勝利(同)を予定している。当初は今月2日の中山で障害戦に初騎乗するプランもあったが、騎乗馬の都合で延期となり、ようやく実現の運びとなった。その間も2頭の追い切りや障害練習に騎乗するなど精力的に汗を流してきた。

 水沼は「(福島競馬場で)スクーリングの予定ははなく、いきなりレースなので返し馬をしっかりやって臨みたい。福島は落馬も多く難しいコースですが、馬はしっかりしているので、人間(自分)が落ち着いて乗れればと思っています」としたうえで、「2頭とも調教で乗った感じはいいです。楽しみつつ、いろいろと学びながら、平地でも障害でも結果に結びつけられるようにしたい」と抱負を語った。

 アルカンサスは今回が障害2戦目。一方のビッグスコールは障害キャリア21戦の〝ベテラン〟で、2着、3着が過去1回ずつある。先週時点ですでにルーキーイヤーを超える4勝をマークしている若武者のチャレンジに期待が高まる。

その心意気は大いに応援するけど、障害初騎乗で、魔の福島障害コースでスクーリングなしはやばくないか