この調教師ヤバクナイ?自分の馬信じられないって

◆武豊騎手(1着 オオバンブルマイ)「実戦は初めて騎乗しましたが、調教の動きがすごく良かったので期待していました。外に出してギアが上がったときには届くと思いました。スタートを決めたいと考えていて、五分には出てくれました。もう少し楽に追走できると思ったのですが、少しちゅうちょするような感じでした。それでも直線はいい脚を使ってくれました。いいポジションを取れたけど、行きっぷりが良くなくて心配しましたけど、外に出てムチを入れたら反応してくれましたからね。距離を克服できましたし、この世代のマイルではトップレベルの一頭だと思うので、(本番でも)チャンスはあると思います」

◆吉村圭司調教師(同)「5、6着か、あるいは掲示板すら怪しいかもと思いましたけど、届いてくれましたね。馬が若くて、調教では自分から動いていくのですが、競馬ではとまどう感じで、エンジンがかからなかったです。騎手も『ラスト1ハロンだけ(脚を使った)』と言っていました。母系がスプリント血統だし、遊びがある方がかえって距離がもつのかもしれません。顔もまだまだ幼いですし、これから大人になっていくと思う。東京マイルの方が広いコースで、直線が長いので、競馬はしやすいかもしれませんね」