シーズン序盤の勝負どころだ。15日(日本時間16日)、アスレチックス・藤浪晋太郎投手(29)がメッツ戦に先発予定。
「不名誉記録」に終止符を打つことを命題に、マウンドに上がる。
この日のメッツ戦でも投手陣が総崩れし、メジャーワースト記録にあと「1」に迫る計17四球を献上。
早くも今季6度目の2桁失点で惨敗した。チーム防御率は30球団断トツ最下位の8・34。
藤浪も2試合に投げ、0勝2敗、防御率17・55。
立ち上がりは抜群の投球を見せながらも突然、制球を乱すパターンで黒星を重ねている。
チームは開幕から14試合連続で先発投手に白星がついておらず、地元紙サンフランシスコ・クロニクルによると、開幕から先発投手に白星がついていないのは、13試合の時点で本拠地をオークランドに移した1968年以降、ワースト。
背水の陣に臨む藤浪がチームの不名誉記録も止めることができるか。