「日本の安全揺らぐ」首相演説会場爆発で海外メディア

4/15(土) 18:26配信
産経新聞

「日本の安全揺らぐ」首相演説会場爆発で海外メディア
警察官らに取り押さえられた男=和歌山市の雑賀崎漁港
岸田文雄首相の演説会場に爆発物とみられる物が投げ込まれた事件について、米国のメディアは15日、相次いで速報するなど、高い関心を示した。

米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は事件の舞台となった和歌山市が「昨年、安倍晋三元首相が暗殺された奈良市の近く」と指摘し、日本国民に与えた衝撃を数枚の写真とともに伝えた。

また、日本での選挙活動が「候補者に有権者が近づける比較的緩い規制下で行われている」と、欧米などとの違いを説明。政治家を狙う事件が続くようであれば「日本社会は安全、という意識が揺らぎかねない」などとする評論家の懸念も紹介した。

AP通信は、安倍氏の銃撃事件後、日本では重大事件を食い止める「予防措置」が講じられてきたと強調。にもかかわらず、岸田首相が主宰する5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)を控える中で今回の事件が発生したと伝えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6cdbfaf478424e6092f4f3def0bad1b8098853d4