米フォックススポーツは、アストロズの問題に絡め「日本も20年以上前に同様のスキャンダルを経験した」と、1998年に問題化したダイエーホークス(現ソフトバンク)によるサイン盗み問題を取り上げた。

当時、福岡ドームではカメラで捕手のサインを映し、それを球団関係者が解読、無線でスタンドにいるファンを装ったアルバイトに球種を知らせ、アルバイトはメガホンを使ったジェスチャーで打者に伝えていたとされる。パ・リーグが行った調査では決め手となる証拠がなく、当時の王監督ら現場への処分はなかった。ただ、これを機に電子機器を使用したサイン盗み行為を禁止する通達が出された。