まず、大前提としてイーグルスを中長期的に優勝を目指せるチームにしていかなければいけないと考えています。

そのようなチームをつくる時に、昨年、今年と感じたことは、バントやスクイズなどの精度やサインミスなどの多さ、走塁を含めた先の塁への意識改革が1年を通して改善しきれなかったと感じました。これは、今年に起きた課題ではなく、僕が見る中では長くイーグルスにある課題だと認識しています。

そこをどう改善していくのかを考えた時に、1軍の公式戦の中でもクオリティーを含めチームとして教育や意識改革を徹底していかなければ、隙のないチームの伝統をつくりあげられないのではないかと感じます。

今後、5年、10年と選手やスタッフが変わっても、チームカラーやプレーの伝統というものは受け継がれていきます。今のチームにはその改革やチームの伝統の基礎をうまく促進できる方にチームを預ける必要があるのではないかと考えています。