レッドソックスの吉田正尚外野手(29)は「4番・左翼」で先発出場し、5打数無安打。11日に右太もも裏の張りを訴えて4試合欠場し、この日が復帰3試合だったが、これで4試合連続ノーヒットとなった。
 1回無死二、三塁と絶好の先制機は内角球に差し込まれ、力のない二ゴロ。1点を追う7回2死三塁のチャンスも、外角高めのボール球に手を出して投ゴロ。
結果が出ない現状に、地元メディアもフラストレーションをぶつける報道が散見されるようになった。

 米紙プロビデンスジャーナル(電子版)は「吉田がリズムを見つけられないでいる。どんな球にも手を出すダボハゼ状態で、ここぞという場面で打てない。
WBCの絶好調を持ち越すのは高望みだろうが、それにしても、これは相当な『墜落』だ」と辛口で報道。
米放送局NBCスポーツも「レッドソックスは吉田との契約で大ばくちに打って出たが、今のところは奏功していない」と報じた。

https://www.chunichi.co.jp/article/675241