選挙カーは海外にもあるのか。ないとすると、代わりにどんな方法で選挙運動が行われているのか。

アメリカ「ニューヨークでは、選挙カーは見たことがないですね。ソーシャルメディア、メール、SMSで直接メッセージを送ったりします。『一緒にディベートを見ませんか』みたいなお誘いがあって、それが個人宅だったりするので驚き。ディベートは面白い」

イタリア「選挙カーというのは見たことがないですね。ベルルスコーニの時代までは選挙戦はテレビが中心だったけれど、今はそれにFBやツイッターといったソーシャルネットワークが加わりました」

フランス「選挙カーなるものはないですね(笑)。最近ではソーシャルメディアもかなり利用しているようです。欧州では一般的に内容ありきだし、有権者たちが右派、左派、中道派とすごくはっきり分かれているから、候補者の演説に内容がなければまずNGです」