https://www.fnn.jp/articles/-/515655
伝統の揚げ浜式の塩づくりをしている石川県珠洲市の塩田で今年1年の無事を祈る神事が行われました。

 珠洲市の「道の駅すず塩田村」では18日朝、「塩浜祝」と呼ばれる神事で今年1年の無事を祈願しました。

 塩田村ではおよそ30年塩づくりをしてきたベテラン浜士・登谷良一さんが4月に亡くなり、神事では弟子の2人が登谷さんの遺志を継ぎ、伝統の技と味を守っていきたいと気持ちを新たにしていました。

浜士・浦清次郎さん:
「まだまだ足元にも及んでないもんで、まずは登谷さんの塩を目指してなんとか並びたいと思っています。味はまろやかにとか思いがあったのでそれを受け継いで頑張って行きたい」

 道の駅すず塩田村では10月中頃まで作業が続きます。