ソフトバンクの藤本監督が20日、ロッテの佐々木朗を攻略するための〝秘策〟を明かした。

20日のピックアップ練習を視察した藤本監督も「日本を代表する投手やからね。食らいついていくしかない」と警戒を強めていた。

攻略の鍵とにらむのはトップバッターだ。開幕から14試合のうち、12試合で周東が1番打者を任されているが、指揮官は「1番であれだけ出塁率が悪かったらね(3割2分1厘)」と言及。
その上で「代役候補」については「上林になるやろうね。速い球に強い。
今はローボールに弱いけど、佐々木朗希のフォークは真っ直ぐと一緒の形で入っていけるんじゃないか。そう考えたら上林の方が合うかな」と明かした。

19日の西武戦で今季初の1軍昇格を果たした増田が「8番右翼」で即先発し、1号ソロを含む3打数2安打2打点と結果を残した。
打線の起爆剤となりうる6年目のラッキーボーイは「ここぞ」の場面で起用することになりそうだ。

 藤本監督は「ここ(ロッテ)は左(の中継ぎが)2枚入っているんですよ。
坂本と中村稔。状態がいい時に(佐々木朗に)ぶつけるのもありだけど、状態が悪くなられても困る。
6、7回まで投げて、うちは左(打者)が多いから左がくるでしょ。そこでの増田というのは一つ置いておきたい」と説明。21日の試合に関しては切り札としての活躍を期待した。


佐々木がなんだ
ソフトバンクには秘策があるぞ