あと一カ月で京大の二次試験なので、早く受かって病気を治し、家から出て行って貰いたいと願うばかりの日々でした。いくら勉強ができても、息子は我々家族にとっての「疫病神」みたいな存在でしかなく、「もう勘弁してほしい!」という、ウンザリした気持ちでいっぱいだったのです。


ええ…