アストロズ先発のフランバー・バルデスの好投もあってホームチームが5対2でシリーズの勝敗を1勝1敗のタイに戻したこの一戦で、いわば"出色の働き"を見せたのは球審を務めたパット・ホベルク氏。これが自身の審判キャリアで初のワールドシリーズとなった36歳だったのだが、なんと試合でキャッチャーミットに収まった129球すべてを誤審なく捌ききったのである。

 もっとも、ホベルク氏はこと正確性においては声価の高い審判ではあった。というのも、MLBの審判に独自の採点をつけている米データサイト『Umpire Scorecards』が出したデータで、同氏は今季のMLB全体1位の正当率95.5%を記録。4月18日のコロラド・ロッキーズ対フィリーズ戦でも123球中122球を正しく判定し、"完全試合"にあと1まで迫るなど実績はあったのだ




こんな審判日本におらんのか?