「割腹自殺」から50年…三島由紀夫の「滑稽な肉体信仰」|石原慎太郎・特別寄稿https://bungeishunju.com/n/nb2e87d073756

鍛え上げた身体も、兵隊ごっこもナルシズムだった——。/文・石原慎太郎(作家)

<この記事のポイント>
●あの事件自体は、馬鹿馬鹿しいとしか言いようがない
●三島さんはどんどんおかしくなっていった。川端康成、大岡昇平…みんなが「見損なった」という思いを持ち始めていた
●鍛え上げた身体も、楯の会も、一種のナルシズムでしかなかった。三島さんもそれをわかっていたと思う