今見れる5月号の月刊タイガースの梅野のインタビュー

―梅野選手は今年、正捕手として明言されたシーズンインとなりました。シーズンに入るまでの心持ちはやはり違うものがありましたか?
 昨年とは全く違いますね。もう(正捕手と)決められていたので。正直なところ、気持ちが違うかと言われたら全く違いますし、嘘でも何でもなく、「やってやるぞ」という思いは強かったのかなと。逆に言えば、昨年は開幕戦で悔しい思いをしましたが、取り返すチャンスという「次」がなかったのは、自分の中でも特に悔しい思いがありました。そういう意味でも今年は、連勝スタートできて本当に良かったと思います。

―同じく固定を明言された大山選手は「余裕もできるが、その分プレッシャーや責任感もより増している」とおっしゃっていました。梅野選手もそう感じますか?
 まさにそうだと思いますね。やっぱり誰しもがそういう(固定されている)わけではないっていうのは、プレッシャーでもあります。気持ち的にもトライできることが少なくなりますし、どちらかと言うと安全に安全にという気持ちのほうが強くなって、配球面で困ったりすることもありました。