ＷＢＣの日本代表「侍ジャパン」で活躍したカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が２日、大谷翔平が所属するエンゼルス戦の試合前に取材に応じ、前日に食事に誘いながら、睡眠のために断られたエピソードを明かした。

　「前日にテキストしたら、（大谷から）『寝てる』って返ってきた。（通訳の）一平にもテキストしたよ。月曜日のセントルイスのレストランはほとんど閉まっているからね」

　大谷は徹底した睡眠管理でシーズンの体力を養う。４月のニューヨークのシリーズでは、西海岸から東海岸で遠征して時差がある地域は「いつ寝るかの準備を、数日前から計画的にやる必要がある」と説いていた。１７連戦がようやく終了。試合がなかった前日は、ヌートバーとの食事よりセントルイスのホテルで休養を優先させたようだ。

　この日の練習中、外野で守備についていたヌートバーが、大谷に近づいて、ＷＢＣの激闘以来の再会を果たした。約５分ほど談笑。ヌートバーは大谷について「スーパースターなのに、本当に飾らない男。素晴らしい友人。寝るのも大好きだね」と話していた。

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