京阪電鉄がついに半数の駅でごみ箱撤去へ 理由は「家庭ごみ」…段ボール箱やフライパンまで

特急も停車する丹波橋駅(京都市伏見区)をはじめ墨染(同)、鳥羽街道(東山区)などの駅にあるごみ箱には、すでに「ゴミ箱撤去のお知らせ」という張り紙が貼られています。張り紙には「衛生管理の観点ならびにゴミの減量化のため」と書かれています。具体的にはどういうことなんでしょうか。

京阪の広報によると、撤去決定の主な理由は、不正に持ち込まれる家庭ごみにあるといいます。駅のごみ箱は本来、駅ナカにある売店やコンビニなどの販売品から出る包装紙などのごみを想定して設置されています。しかし、以前から家庭で出たごみを持ち込む人がいて問題になっていたといいます。

ごみ箱に「家庭ゴミ持込禁止」といったステッカーを貼って対応してきましたが、近年はフライパンや段ボール箱などが捨てられるなど、家庭から出たとみられるごみの投棄に歯止めが掛かりませんでした。こうしたことから、京阪電鉄は、ごみ箱撤去の決断をしたそうです。

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