「日本語」が単位時間内に伝達できる情報量 英語の約0.68倍しかない

単位時間内に伝達できる情報量は、ベトナム語を1とした場合、以下のような差が生じます。

ベトナム語:1
英語:1.08
フランス語:0.99
スペイン語:0.98
イタリア語:0.96
北京語:0.94
ドイツ語:0.90
日本語:0.74

比較されている8言語の中では、情報密度において英語が頭ひとつ抜けているものの、他の言語では大きな差はなく、日本語だけが大幅に低いことが明らかになっています。日本語(0.74)は、英語(1.08)と比較して情報密度が68%しかない言語なのです。

「アルファベットの1文字1文字に必ず母音が入るという日本語の構造が、必然的に音節の数を増やし、そして人間が単位時間内に発声できる音節の数には限界があるため、結果的に日本語の情報量を制限していると言えます。」