The Guard大規模リストラ

『VALORANT(ヴァロラント)』などで活動してきたeスポーツチームThe Guardが、大規模なリストラを行ったことが判明しました。同チームは「Call of Duty League」や「オーバーウォッチリーグ」にもチームを持っていますが売却を検討しており、買い手が見つからない場合は消滅するとの噂も出ています。

The Guardのプロデューサーを務めたHunter氏は「速報:The Guardはコンテンツ、ソーシャル、タレント、クリエイティブチームの全員を解雇しました。ソース:私自身」とツイート。この他にも多くの従業員が解雇された旨をツイートしており、選手を除いたほぼ全員がリストラされたと見られています。


eスポーツバブル崩壊の前兆か?

また同メディアは「KSEの決断は、さらに多くの他のフランチャイズのオーナーたちも撤退していく前兆となる可能性がある」と締めくくっています。

今回のニュースが他のeスポーツチームの撤退と異なるのは、圧倒的な資金力を持っていたということ。オーナーのスタン・クロエンケ氏は約130億ドルの資産を持っており(Forbes調べ)、資金難ではない重大な理由が潜んでいる可能性があります。

“eスポーツには成長性がある”とゲーム業界は投資家たちに説明してきましたが、投資家たちの目はますます厳しくなっています。これがeスポーツバブル崩壊の前兆なのか、今後の動向を注視する必要があります。