>>365
超ハイテクや
BBCの記者がシステムを試した際は7分で身元を特定されて拘束されている[23][24]。速度は1秒で中国国民、2秒で全世界の人々を照合可能な毎秒30億回とされ[12]、これと組み合わせるために中国公安部は音声・指紋・虹彩・DNAなど他の生体認証のデーターベースも構築しているとされる[25][26][27]。2017年に中国公安部は警察向けの眼鏡型やヘルメット型のヘッドマウントディスプレイの開発を決定しており[28]、翌2018年には天網と思われるAIネットワークと連動してインターネットの閲覧履歴にもアクセスできるとされるサングラス型スマートグラスを装着した警察官が春節の鄭州駅にて100ミリ秒(0.1秒)で7人の容疑者を特定し[29][30][31][32]、ナンバープレートの照合も可能であることから北京の検問所でも投入され[33]、2018年時点で2000人超の犯罪者の逮捕を天網で成功したとされる[12]。スマートヘルメットも導入されており[34][35]、中国本土におけるコロナウイルス感染症の流行の際は市民の体温監視にも警察で使用された[36]。
天網の開発には中国人民解放軍のMOOTW行動研究センターも携わり、TOP500で世界最速だった国防科学技術大学の天河二号のようなスーパーコンピューターの処理能力を利用しているとされる