インタビュアー「努力し続けられた理由は?」
渡邊雄太「努力は報われるとは成功した人が言えることで、努力してもなかなか結果が出ない人は当然いるし、僕もそういう時期が続いた。
過去3年間こういう世界にいて、それなりの努力で大活躍している選手を何人も見てきて、世の中不公平だと感じることが正直すごくあったんですけど、自分に何が残されているかと考えた時に、自分には努力しかなかったので、最終的には一番シンプルなところに戻りました。
自分自身の中で奮い立たせるのが難しい時期があったので、こうやって偉そうに皆さんに『自分は努力してますよ』と言うことで(笑)、自分が努力するしかない状況を作ってしまう、ということはやっていました。
自分自身にハッパをかけて、僕は口だけの人間は大嫌いで、自分はそうはなりたくないので、言ったからにはやれよ、と自分に言い聞かせてやっている時期はありました」