落合博満氏「俺だったらずっと使う」不調の坂本、ビシエドらの話題に即答 直接指導は「惑わすこともある」

元中日監督の落合博満氏が16日、NHKの「サンデースポーツ」に出演。開幕から1カ月経たず巨人・坂本、阪神・佐藤輝、中日・ビシエドの主力選手がスタメンを外れていることを問われ、「俺だったらずっと使う。それだけ責任もって、彼らは仕事してる」と即答した。

 坂本、ビシエドともに実績は十分。「外すっていうのは、相手のピッチャーを楽させる。いつかは打ち始める、と使い続けますよ」とした。

 黄金時代を築いた中日監督時代、打率1割台の和田を開幕から20試合以上スタメンで使ったこともあり、「彼らは彼らなりに室内練習場で毎日打ってから自宅に帰っていた。
和田だけじゃなく、室内で打って、うちに帰る。今日悪かったのはどう改善するか。彼らなりにやっていたので、待つだけでしたね」と振り返った。

 技術的な助言を言いたくなることはないか問われると、「言いたいことはあるが、彼らを惑わすこともある。彼らが言ってきたら伝えてやることがいいことなんだろうとは思います」とうなずいた。