虹夏「喜多ちゃんがおかしい?」ぼっち「は、はい…」
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虹夏「えーそんな、ぼっちちゃんじゃないんだから」
ぼっち「な、ナチュラルに傷つく発言をしないでください、あ、いやけどほんとに」
リョウ「具体的に郁代のどこがおかしいの?」
ぼっち「そ、その…、一緒に練習してても、
目を合わせてくれなくて、会話もぎこちなくて」
虹夏「えー、あの陽キャオーラ全開の喜多ちゃんが、何かの間違いなんじゃ」
ぼっち「そ、そ、そそれになんか、練習中、顔がちょっと赤くなってる
気がして…」
虹夏「ふーん…、ん?」 ぼっち「あ、あばばばば…」ガクガク
虹夏「いや、ぼっちちゃん、それあの…
なんていうか…喜多ちゃんに嫌われてるっていうかその」
ぼっち「」ぐにゅあああ…
リョウ「ぼっち溶けちゃった。型に流し込んで固めなおさないと」
虹夏「あーもー、リョウが変なこというから」
リョウ「ていうか、虹夏。これひょっとしてさ。郁代、ぼっちにホの字じゃね?」
虹夏「いやふつーに気づいてたんかい。てか何その言い方、古すぎでしょ。
うーんしかしどうしたものか」
リョウ「バンド内恋愛は解散あるある。何とか阻止しないと」
虹夏「いや阻止はダメでしょ、いや確かに二人が付き合いだしたらやりずらいというか…ん?」
喜多「こんにちは、ごめんなさい遅れちゃっ…、きゃああ!ご、後藤さん、溶けちゃってるっ!
な、何事ですか?」
虹夏「あ、喜多ちゃん、実はかくかくしかじかで」 喜多「わ、わたしが後藤さんのことを!?な、ないないないですよっ!」
リョウ「けど、ぼっちの話だと最近、郁代の顔が赤いって」
喜多「いやそれは、最近風邪気味で、熱があったからですよ。この間も、風邪で
練習休んだことあったじゃないですか」
虹夏「そういえばそうだね」
喜多「後藤さんに手を触られて変な声上げた話も、ただ単にビックリしただけだし…、
他クラスの子と話してた一件も後藤さんすぐ調子乗っちゃうから、心配で
言っておこうかなっておもっただけで…」
喜多「あ、スマホの待ち受けだってほら」
虹夏「あ…待ち受けの写真、結束バンドの集合写真だね」
リョウ「ほんとだ。写ってるのぼっちだけじゃない」
喜多「多分、スマホを覗いた時の角度で自分の写真の部分が見えて勘違いしちゃったんじゃ
ないかしら」
虹夏「なーんだ、そーなんだびっくりしたー」 喜多「わ、わたしが後藤さんのことを!?な、ないないないですよっ!」
リョウ「けど、ぼっちの話だと最近、郁代の顔が赤いって」
喜多「いやそれは、最近風邪気味で、熱があったからですよ。この間も、風邪で
練習休んだことあったじゃないですか」
虹夏「そういえばそうだね」
喜多「後藤さんに手を触られて変な声上げた話も、ただ単にビックリしただけだし…、
他クラスの子と話してた一件も後藤さんすぐ調子乗っちゃうから、心配で
言っておこうかなっておもっただけで…」
喜多「あ、スマホの待ち受けだってほら」
虹夏「あ…待ち受けの写真、結束バンドの集合写真だね」
リョウ「ほんとだ。写ってるのぼっちだけじゃない」
喜多「多分、スマホを覗いた時の角度で自分の写真の部分が見えて勘違いしちゃったんじゃ
ないかしら」
虹夏「なーんだ、そーなんだびっくりしたー」 ぼっち「わ、わたし…その…、いろいろうまくできなくて…、
き、喜多さんに嫌な思いさせちゃったかもですけど…、わ、悪いとこあったら治しますので…」
ぼっち「その…、き、喜多さんは初めて同じ高校でできた大切な友達でバンド仲間で…、
こ、これからも喜多さんと一緒に頑張っていきたいというか…そのっ…」
ぼっち「だ、だから!喜多さん、わ、わたしのこと嫌いにならないで、結束バンドやめちゃったりしないでっ
こ、これからもよろしくお願いしますっ」
喜多「っ……」 虹夏「やだなーぼっちちゃん、大げさだよ、そんな喜多ちゃんの手まで握って。
だいたい、さっきの話はぼっちちゃんの勘違いだったんだよ」
ぼっち「え、そ、そうだったんですか?」
リョウ「そう、ぼっちの勘違い」
喜多「ええ、わたし、後藤さんのこと嫌いになったりしてないわ。
だって、後藤さんは大事な友達で、結束バンドの大事な仲間だもの」
ぼっち「ほんと、ですか…よかった」
リョウ「よかったね、ぼっち」
虹夏「ほんとー、誤解が解けてよかったよかった。それじゃー、練習はじめよっか」
喜多「あ、その前にわたし、ちょっとトイレに行きますね」 >>10
リョウ「……うん、急に全然違うこと思い出したんだけど。昨日視た映画の主人公は殺し屋だったんだけど、常にターゲットの写真を持ち歩いてた」
ここすごく自然な会話に感じた 作者本人かよってくらいキャラ設定理解してるというか 虹夏「やだなーぼっちちゃん、大げさだよ、そんな喜多ちゃんの手まで握って。
だいたい、さっきの話はぼっちちゃんの勘違いだったんだよ」
ぼっち「え、そ、そうだったんですか?」
リョウ「そう、ぼっちの勘違い」
喜多「ええ、わたし、後藤さんのこと嫌いになったりしてないわ。
だって、後藤さんは大事な友達で、結束バンドの大事な仲間だもの」
ぼっち「ほんと、ですか…よかった」
リョウ「よかったね、ぼっち」
虹夏「ほんとー、誤解が解けてよかったよかった。それじゃー、練習はじめよっか」
喜多「あ、その前にわたし、ちょっとトイレに行きますね」 トイレ
ばたんっ
喜多「………っ!!!」
喜多「(あぶなかった…、あぶなかった…、あぶなかった…////)」ドキドキドキドキ
喜多「(心臓の音が鳴りやまない…、びっくりした…
ご、後藤さんがわたしの異変に気付いてよりにもよって先輩方にまでそ、相談までしてたなんて…!
ほんと…あぶなかった!!)」
喜多「(いけない…いけない、もっとうまく気持ちを隠さないと…、だってだって今はまだ…遠すぎるから)」
喜多「(もっともっとギターうまくなって…、後藤さんにもっと近づいて…から…それからじゃないと…全然
後藤さんと釣り合わないから…)」
喜多「(ていうか後藤さん急になんなの…、急に手を握ってきてあんなこというだなんてっ…もうなんで
ちょこちょこイケメンになるのよっ!)」
喜多「(もし2人きりだったら、多分気持ちおさえられなかったしっ、あんなサプライズやめてよもう…)」バンバンっ
喜多「(あーもー、後藤さん、後藤さん、後藤さんっ!)」バンバンっ
……
星歌「なんかトイレの中で暴れてるやついるな…、出てきたらこっぴどく叱っておくか」
おわり いいよいいよ
もうすでにやってるかもだけどなろうになんか投稿したら一定数の評価得られる文章だと思う ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています