この事故は1日、ミナス・ジェライス連邦大学クリニカス病院でラニエリ・コエーリョ・サントスさんが出産した際に起きた。ラニエリさんは血圧が上がって体調を崩し、4月28日に入院していた。診断の結果、妊娠28週目だったが分娩することになった。分娩の際は、夫とラニエリさんの母親が立ち合い、ガラス越しに様子を見ていた。
 だが、弁護士が家族の証言を代弁したところによると、分娩の最中に赤ちゃんの顔が紫色に変色し、医師たちが慌て始めたという。原因は、子供を胎盤から引き離そうとして赤ちゃんの頭を引っ張った際、頭がもぎ取られた状態になってしまったためだ。赤ちゃんは助からなかった。

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