ソダシの引き運動について「がくがくハミにかかっていくし音に敏感。暴れる時はきついし、何とかそれに耐えてはいるけどね」と語り、ひと呼吸置いて「アイツに比べたら…」と続けた。
片時も忘れはしない、12年皐月賞で須貝厩舎(09年開業)にG1初勝利をもたらしたゴールドシップのことだ。現役時は「馬房で油断して、蹴られたことも1回か2回ある。つないでいなかったら殺されていたと思う(苦笑い)」と、かつての相棒を懐かしそうに振り返る。「最後だからね。連覇したい」。いつも通り、やるべきことをきっちりこなし、万全の状態で送り出すことに集中している。