大阪府泉佐野市の集合住宅で女性の遺体が見つかった事件で、死因は全身を殴られたことであることがわかりました。

警察は傷害容疑で逮捕した22歳の男の容疑を殺人に切り替え、捜査しています。

山中元稀容疑者(22)は今月8日、泉佐野市鶴原の自宅で立花花華さん(18)の腹部などを殴るなどし傷害を負わせた疑いで逮捕されました。

立花さんは9日遺体で見つかり、山中容疑者は「立花さんは交際相手で、同居していた。口論となり10発から20発くらい殴った」と容疑を認めています。

また「立花さんがナイフを振りかざしたから殴った」と話していますが、現場に刃物は落ちていなかったということです。

司法解剖の結果、立花さんの死因は全身を殴られたことによる出血性ショックで、警察は、山中容疑者の容疑を殺人に切り替え、詳しい状況を調べています。