中日・立浪和義内野手(35)が強姦(かん)・脅迫両事件で告訴され、18日発売の一部週刊誌が報じることが16日、分かった。

 記事によると、立浪は日本シリーズ(甲子園)のゲスト解説を務めた昨年10月22日夜、大阪市内のホテルで、揮発剤を使って意識をもうろうとさせ、女性に暴行。後日、その被害者女性の交際相手から抗議を受けると、暴力団関係者に依頼して被害者側を脅迫し、事件をもみ消そうとしたため、被害者側は告訴を決断。7日、大阪・曽根崎警察署が告訴状を受理したという。

 立浪に代わって、中日・西川順之助球団社長(72)は「(立浪の)弁護士を通じて、話は聞いている。個人的な問題だから、司法に委ねるしかない。事実かどうかは検察が調べて、公正な裁判で判断すること」と説明。さらに「(暴力団に)本人は頼んでいないと言っている。弁護士の話を聞く限り、犯罪性はないと聞いています」と話した。なお、曽根崎署広報は、この件に関して「何もコメントできない」としている。