神奈川県逗子市で今月、散歩にでかけた73歳の男性が人通りの少ない道で脳出血で倒れ「行方不明」となり、県警が警察犬2頭を使った捜索で見つけ出して救命していたことが12日、逗子署への取材で分かった。

 自宅からにおいをたどり、警察犬投入からわずか13分で男性を発見した。夜間で気温が下がり、低体温症のリスクもあったとされ、同署は2頭を17日に表彰する。

同署などによると、今月2日午後6時半ごろ、散歩に出かけた男性が帰宅しないことを不審に思った妻が逗子署に通報した。署員らが捜索したが見つからなかったため、県警鑑識課の警察犬、「グロリア号」と「ムート号」に出動要請がかかった。

2頭は男性の自宅で靴のにおいをかぎ、午後11時半ごろ、2手に分かれて捜索を開始。わずか13分後、自宅から約400メートル離れた場所にある寺の参道で靴が脱げた状態で倒れている男性をムート号が見つけた。住宅街から抜け、人通りが少ない場所だった。