「(天を仰ぎフーとため息をつきながら)いや、これはちょっと……。マズいッス」
「いや……病院に行かないでほしいとは言っていないです」
「はい……。(道端に座り込みながら)あぁ、もうホントに勘弁してください」
「そうですね。球団は何も知らない」
「覚えてないです。わからない」
「(約30秒、無言が続いた後)ちょっと待ってくださいよ。ホントどうしよう」
「あ、あ、全然知らない人です」
「何も知らない人です」
「あー、あー、もう。あー」
「これってフライデーに載るんですか? 勘弁してください」
「話しても意味ないですよ。復帰初日なんですよ。もう死にます」
「反論とかじゃなくて……もう終わりですよ。これで球団もクビ、家族にも迷惑がかかる……」
「しっかり供養とかはする!」
「あい本当にやめてください!本当に許して!もう勘弁して;_;」
「あい、正直、俺昨日寝れなくてずっと考えててさ! 俺は家族があるし子供もいるし正直あいが子供産むとかありえないんだの俺が悪くて自分勝手な事言ってるのも本当にわかる!あいが産むって言うのもわからなくないけどもしあいが産んだ ら俺はもう絶対にあいに会ったりすることはできないと思う!これは電話でしっかり言おうとしてたことなんだけど!逃げるとかじゃなくて俺にも家族と子供いるからあいが産んだら絶対にあったらダメだと思う!わかる?」