なかなか勝てない馬がいる。
その馬のいいところは、とにかくひたむきに走ること。
いつも、いつも、あと一歩のところまで追い込んでくる。
最後まであきらめないからまた好きになる。

「結果がすべてだ」

そう人は言うけれど、
あきらめないことは、勝つより難しいことを私は知っている。
今日も、その馬が走る。
がんばれ、と声が出る。

まるで、自分に言っているみたいだ。

今日も私の好きな馬が走っています。