「おちおち寝てもいらんねぇな」――ついに目覚めたクモ仮面!
その正体は、白い衣装に身を包んだ謎の男 ジェラミー・ブラシエリ!
1話から仕込んでいた6人目の戦士がついに登場しました。
登場したはいいものの謎だらけのこの男。
なんか全てを知っているような感じがするし、いきなり「大いなる排泄物」を語り出すし、めちゃくちゃ強いし…もうなんなのこの人!!
11話を見終わった皆さんはきっと彼の存在にモヤモヤしているでしょう。
しかし、安心してください!次回、彼の正体が明かされます!
ジェラミーは所謂「追加戦士」という立ち位置ですが、登場回と同じくらい彼の正体を明かす次回は超重要な回!
そんな12話をつくるにあたって、本作のパイロット監督・上堀内佳寿也監督が1~5話に続き再びメガホンを取りました。
ジェラミーはどんな存在なのか?どんな内面なのか?どうすればジェラミーが魅力的に映るのか?
ジェラミーというキャラクターをひたすら掘り下げて、台本作りは行われました。
チーフPと脚本家と監督で行われる「入稿打ち」と呼ばれる、脚本づくりの最終段階の打ち合わせは、通常は1回で終わるものですが、12話は何度も何度も入稿打ちを重ねた末にできあがりました。
連日連夜に及びつくられた12話は血と汗と涙の結晶です。
ジェラミー・ブラシエリを演じるのは、池田匡志さん。実は5人の王様戦隊を決めるオーディションにも参加していた池田さん。最初のオーディションの際に目に留まり、見事今回ジェラミー役を勝ち取りました。
オーディションの際に上堀内監督に「ジェラミーを地で行く」と称されていました。
5人の王様と同様、ジェラミーもまたクセの塊のようなキャラクターです。
そんな演じるのがとても難しい役の手綱を引き自分のものにした池田さんは、とにかくお芝居にひたむき。彼の見せる演技もまた血と汗と涙の結晶です。
とにかく必見の12話!日曜日の朝早くで眠いかもしれませんが…
「おちおち寝てもいらんねぇな!」
いろいろと謎が明かされる12話なので、リアルタイムでのご視聴をおすすめします。
お楽しみに。(文責 髙橋諒平)