きつい環境の中でよく走ったグレイスカリヨン、距離も合っているし楽しみです/東京1R

今回は「競馬に挑むにあたってのメンタルの持ち方」について質問を受けました。もちろん、レースで失敗をしてしまうことはたくさんあります。でも、それで落ち込んだりはしません。多くの人に迷惑をかけてしまいますから。自分のことよりも「その失敗をどう次につなげるか」を考えて次のレースに乗ります。「あの失敗があったから、今度は馬場の選択をこっちにしてみよう」といった感じですね。レースの間隔は短いですが、気持ちの切り替えは慣れていけば全然出来るようになるものですよ。
日曜は東京で1鞍。気持ちを込めて乗ります。1Rグレイスカリヨンは引き続きのコンビですね。デビュー初戦は雰囲気が良かったですよ。道悪で初出走にしては環境がきついかなと思いましたが、道中はハミを取って、しまいはしっかり伸びてくれました。いい競馬でしたね。距離も合っていると思いますよ。
(JRA騎手・柴田善臣)

◆日曜の騎乗馬(東京、評価は担当記者)
1R グレイスカリヨン A


今日これだけかよ