やめろやめろこんなん

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練習前、試合前、イニング間、失策の後…。セ・リーグ首位を争うDeNAのナインは、ことあるごとにベンチ前のドアに設置された直径30センチほどの丸い〝スイッチ〟に手を伸ばす。

「心を切り替えるためのスイッチです。感情の浮き沈みを引きずったままグランドに入るのはやめよう、と。押すというアクションをきっかけに、心を変えるという心理学的なアプローチです」

そう語るのは、選手から「どぅさん」と慕われる遠藤拓哉メンタルスキルコーチ。2021年東京五輪でソフトボール女子の金メダル獲得を精神面から支えた、日本のスポーツ心理学の第一人者だ。

米大リーグでは主流になりつつあるが、日本のプロスポーツ界で常駐のメンタルコーチは珍しい。2019年に業務提携関係にあるダイヤモンドバックスを球団職員が視察した際、常駐のメンタルコーチの重要性を再確認。昨季の沖縄キャンプからチームに同行している。