はえー知らんかったわ
https://www.bbc.com/japanese/65446382.amp

同意なく性的搾取を目的とした写真やビデオを撮影する行為を取り締まる「撮影罪」を新設する法案が、日本の国会に提出されている。

日本政府は3月、性犯罪規定を見直す刑法などの改正案を閣議決定した。強制性交罪には要件を加えて「不同意性交等罪」とする。さらに、同意なく性的搾取を目的とした写真やビデオを撮影することを取り締まる「性的姿態撮影罪」を新設する方針。政府は今国会での成立を目指す。

撮影罪では盗撮や、性的行為を密かに撮影する行為などを、法律で統一的に取り締まる。これまでは自治体の迷惑防止条例などで取り締まってきたが、処罰の対象となる行為や罰則にばらつきがあった。
同意なしに誰かの性器の写真を撮影、配布、所持することを明確に禁止するほか、性的行為を密かに撮影することも犯罪行為とみなす。正当な理由なく、子どもを対象として、その性的姿態等を撮影することも処罰対象となる。

日本では、子供モデル(主に女子)が日常的に、性的に挑発的なかたちで描写される。例えば、下着や水着を着てポーズをとるよう要求されることもある。

違反者には「3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金」が科される。
こうした撮影罪の新設は、刑法の性犯罪規定の大幅な見直しの一環。強制性交罪や強制わいせつ罪などの成立要件も拡大される。
改正法案は6月にも国会で可決される見通し。