球団は、選手が警察の事情聴取を受けたことを知らず、選手からの報告がないままWBCに参加させていたことを重く受け止めています。登録抹消は、実質的に今シーズンの出場停止処分に相当するため、西武ライオンズの選手としての今後が不透明になりました。

山川選手は社会的制裁を受けており、反省の態度を明確にすることで、起訴猶予(犯罪の嫌疑はあるが、起訴しない)という可能性はあるとされましたが、今回の登録抹消は、実質的に今シーズン出場停止処分に等しいため、FA権取得も来期以降になると思われます。西武ライオンズは、コンプライアンス違反に厳しい処分をくだしており、親会社の西武ホールディングスが方針を示していることもあり、もし起訴されれば、事実認定の判決がなくとも解雇される可能性があります。