中内田調教師がリバティアイランドを初めて牧場で見たのは、1歳の夏前だった。その段階ですでに、他の馬とは違う素質を感じたという。
 「素材はいいものを持っているなと思いました。恵まれた体、あとは身のこなし。特にトモ(後肢)の強さが特徴でした」
 16歳の時に欧州で研修を始め、世界各地で調教に携わったトレーナー。数多くの名馬の背中を経験したが、リバティアイランドは“厩舎史上最強”と言っていい存在だ。
 「たぶん(これほどの馬は)初めてじゃないですか。助手という立場で乗っていいなあと思うのと、管理させてもらっているのでは、全く別物という感じです」


【悲報】ダノンプレミアム