バスは、九州自動車道から関門橋を通り中国自動車道に入った。この時点では山口県警察に事件は周知されており、高速道路交通警察隊がバスを追尾していた。警察が追尾を開始していた頃、山口県の小郡インターチェンジ付近で走行中のバスから高速道路に飛び降りて負傷している乗客を警察が発見し、乗客1名を救出。この乗客の証言によって、警察はバスで負傷者の発生を把握することとなった。