屈辱の連敗で見納めが決定してしまうのか。日本ハムが早くも「ド派手ユニ」消滅危機に直面している。

 チームは現在、新庄剛志監督(51)が自らデザインした赤と黒を基調にした襟付きユニホームを着用してプレー中。予定では21日オリックス戦(京セラ)までの計8試合でこのユニを使用する。ただ、その後については未定で、新庄監督にこの点を聞くと「(計8試合の勝敗が)6勝2敗だったらもう一回着たいですね」と断言。ユニ着用時の勝率が高ければ「次回」があることを強調した。そんな指揮官の発言もあり、球団関係者の間では「想像以上に話題性があったし注目度も高い。選手にも意外と好評なようなので何とかこのユニで6勝してほしい」という声が日に日に高まっている。

 だが、球団側の期待とは裏腹にチームは13日のロッテ戦こそ勝利も翌14日は敗戦。16日の西武戦も延長12回の死闘の末、逆転負けを喫した。これでド派手ユニ着用3試合の戦績は1勝2敗。指揮官が掲げた〝負け数ノルマ〟である「2敗」に到達してしまった。

 新庄監督は「(チームが)勝ってきたらファンのみんなもこっちのユニホームがいいって言ってくれると思う。(個人的にはまた)着たいんですけどね」と自身とチームにハッパをかけながら高いノルマに挑んでいるが…。

 果たしてユニ継続は実現できるのか、それともこのまま消滅してしまうのか。日本ハムの「勝率7割5分」の戦いは正念場を迎えている。

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