代弁者の最優先はジェンダー平等や気候変動やったな


津田大介
@tsuda
2021年11月12日
今回の総選挙で野党がジェンダー平等や気候危機を前面に打ち出したことを「ツイッターの見すぎ」って揶揄する人多いけど、従来の選挙関連世論調査で最も重視されてきたのは(原発事故後であっても)例外なく経済政策だったわけでそんなの彼らもわかった上であえて前面に打ち出したということでしょう。

実際野党内でもジェンダーや多様性、気候危機を打ち出すことに及び腰な議員もいたって話は聞こえてくるし、実際野党側も票を上積みする効果はそこまで期待してなかったのでは。「でもやるんだよ」って一歩踏み出すことに大きな意味があるわけで、これを続けていけば中長期的には変わっていきますよ。

それが選挙戦略としては下手すぎだったという批判はもちろんあるだろうけど、そもそもそれを正しく評価できるようになるのは次の総選挙経ないとわからないだろうなというのが自分の感覚です。でもジェンダーも気候危機も政治に与える影響、5年後には信じられないくらい大きくなってると思うけどな。