DeNAの今永昇太投手(29)が19日、出場選手登録日数が9年に達し、国内FA権の資格取得条件を満たした。

 節目の1日に今永は「8年目の今も、プロ野球の世界でプレーできていること、またFA権を取得することができるとは、入団当時は想像もつきませんでした」とし、「当たり前では無い今の瞬間に感謝し、自分の成長に携わっていただいたすべての方々に恩返ししていけたらと思います」と感謝の言葉を述べた。

 今季は、野球日本代表「侍ジャパン」の一員として、WBCに出場した影響で4月21日の広島戦(マツダスタジアム)が初登板。8回無失点で初勝利を挙げると、続く同28日の中日戦(横浜)でも7回2失点と好投し、2勝目を手にした。

 ここまで4試合の登板で2勝1敗、防御率3・38。世界一に輝いたWBCでも、決勝のアメリカ戦で先発するなど、球界屈指の好投手として今後にも注目が集まっている。

 今永はこの日、ヤクルト戦に先発予定だったが、雨天中止により21日の同戦に先発することが決まった。
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