キムラの見解や

リバティアイランド 牝3 川田 55 栗中内田
桜花賞勝ち馬。
展望で記した通り、中大型馬有利の桜花賞と小中型馬有利のオークスとでは、好走する馬が入れ替わるケースの方が大半で、両レースを連続好走するのは後のG1常連馬ばかりという高ハードルを乗り越える必要があります。
また、今年の桜花賞は先行決着でしたが、通常オークスは差し有利決着という点でも、両レースの結果は繋がらない可能性が高いと言えます。

とはいえども、勝ち馬リバティアイランドは昨年の二冠馬スターズオンアースと同様に、桜花賞の適正馬体重とオークスの適正馬体重の中間の丁度良いサイズ感の馬であり、桜花賞は意図的に馬体を増やしていてオークスでは馬体を絞って出てくる可能性が高いという点でも、馬体重の観点では両レース共に走っても良いタイプと見られます。
それに加えて、桜花賞では展開に逆行する差しに徹する競馬で勝ち切りましたが、それは差し有利レースになるオークスに向けては好材料として捉えられます。
その一方で、現に一度取りこぼしているのと、前走も気性の難しさを見せて位置取りを極端に下げた辺りからは危うさもゼロではないタイプの馬です。