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市場調査会社SensorTowerは2023年4月のモバイルゲームの全世界収益ランキングトップ10を公開した。

トップ10に日本製のスマートフォンゲームが1本も含まれないという驚きの結果となった。

1位 王者栄耀 (テンセント・中国)
2位 PUBGモバイル (KRAFTON/テンセント・韓国/中国)
3位 原神(miHoYo・中国)
4位 キャンディクラッシュ(King・スウェーデン)
5位 Roblox(Roblox Corporation・アメリカ)
6位 コインマスター(Moon Active・イスラエル)
7位 ガーデンスケイプ(Playrix・ロシア/アイルランド)
8位 Royal Match(Dream Games・トルコ)
9位 三国志戦略版(アリババ・中国)
10位 崩壊:スターレイル(miHoYo・中国)
今年3月のランキングでは「ウマ娘 プリティーダービー」と「モンスターストライク」が、2月のランキングでは「Fate/Grand Order」や「ドラゴンボールZドッカンバトル」といった国産タイトルがトップ10にランクインしていた。

2023年4月のランキングでは国産タイトルが姿を消した。日本のモバイルゲームは、季節イベントや周年記念イベントで収益を上げる傾向があるため、人気タイトルにとって4月が収益を上げるタイミングではなかったと考えることもできる。ただし、昨年4月のランキングではトップ10に「モンスターストライク」がランクインしていた。

国産モバイルゲームに関しては二極化が進んでおり、「ウマ娘」のように大ヒットを記録するタイトルがある一方で、1年経たずにサービスが終了するタイトルも目立つ状況だ。また、海外市場に訴求できるタイトルは少なく、逆に海外で作られたモバイルゲームの影響力が日本市場で大きくなりつつある。