>>437
──大石さんは『【推しの子】』のどのような部分に魅力を感じてらっしゃるのでしょうか?
大石昌良
恋愛描写の王道感もそうですけど、芸能界だとリアルでこういうことが繰り広げられているんだろうなって思えるほどのドキュメンタリー感がいいんですよね。
恋愛リアリティーショーの描写もそうですし、アイドルフェスでの合同楽屋の風景なんてもうどれだけリサーチしたんだろうってくらいにリアルに感じました。結局、現実に勝る、面白いドラマはないのかなとも思います。
加えてSNSでの誹謗中傷とか現代的なテーマを取り扱っていて、現実でも同じような事件が起きている中でもあったので、かなり攻めてるなと思ったんです。
赤坂アカ
あれは連載前から描くって決めていたネタだったので、同じ時期に似たようなことが起きていたのは完全にアクシデントだったんです。