──競走馬のトップスピードを知り得ない私たちの想像力には限界がありますが…。その言葉を念頭にもう一度リバティのレースを見返して、想像してみます! それにしても、いまだポテンシャルの天井がまったく見えない馬。すごい馬に出会いましたね。
川田 僕にとっても、このクラスの馬を新馬から乗り続けているのは初めての経験です。

──初めて…ですか!?
川田 それ以前に、国内で複数のGIを勝ったのはファインニードルだけでしたから(2018年の高松宮記念とスプリンターズSを勝利)。ましてや、リバティは新馬から僕しか乗ったことがないわけですからね。これほどの馬と新馬からともに歩んで、競馬に関しては僕の感覚で一から育てながら、僕の感覚で競馬をしてGIを3つ勝った。間違いなく、初めての経験です。

お手馬がいないの結構気にしてたんやな