二岡はファーム終身名誉監督でええか?


打撃フォームへの迷いが消えた。
春季キャンプでは実戦に入ると首脳陣からの助言を整理できなくなり、
調子を落としてファーム再調整に。
形を意識しすぎて打ち方を崩していたことを二岡二軍監督に見抜かれ、
「こっちからは何も言わない。自分が思ったような形で打っていい」
と時間を与えられた。
自由に使うことが許されたのは、二、三軍戦の「30打席」。
その間、どんな意識で打席に入り、結果を受けて何を思ったかをノートに書き留めた。
自分と徹底的に向き合うのは、「すごく良い時間だった」。
最終的にフォームは大きく変えず、タイミングの取り方を見直した。
この期間が終わってすぐ一軍に呼ばれ、好調を維持している。