エンゼルスは現在、大谷を主に中5日の先発ローテーションで起用し続けている。今季は4月17日(同4月18日)の敵地レッドソックス戦で降雨中断により2回31球で降板したため、中3日で4月21日(同4月22日)の本拠地ロイヤルズ戦に登板したことがあったものの、これはあくまでもイレギュラーなケース。オフがあっても大谷だけは必ず6日ごとに登板し、サンドバル、アンダーソン、デトマーズ、キャニングら他の先発陣が調整日を余分に挟みながらマウンドに立っている。

 こうした中、ミナシアンGMは同記者の直撃に対し、エンゼルス先発陣の“中4日ローテ”について「その可能性を自分は歓迎する。オオタニも同じだと思う。今はできないが、8月か9月ならやると思う。彼は勝ちたいから」と明言。ここまで大谷は二刀流の負担も考慮され、余裕を持ったローテーションで先発していたが、勝負がかかる後半戦から中4日登板がいよいよ“解禁”されそうだ。

 大谷が中4日登板になればエンゼルスの白星はさらに上積みされ、ポストシーズン進出も現実味を帯びてきそうだ。

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