打撃フォームは大谷翔平チックで、無駄なひねりは入れずに、ボールを手元まで呼び込んで、前を大きくしたスイングで、捉えた打球は1人だけ弾道の高さが違う。
柳田(ソフトバンク)の打撃動画を参考にしているように、1年生の時と比べるとだいぶ体全体で振れるようになり、強さが出てきた。

結論として秋広はプロなどレベルの高い環境で漬け込むべき逸材だといえる。

最近は高校生でも完成度の高い投手が多く、高卒1年目から早期で起用されることが多い。秋広は選手として、土台固めをまだ続けている最中である。現時点で投げ込む秋広のボールは角度もあって威力はある。超高校級と比べると物足りなさを感じるのは確かで、それは致し方ない。

ただ、プロはトレーニングの精度が高まって、プロ入り後から球速を伸ばす投手も多い。秋広は人よりも持っているエンジンが段違い。体の使い方の面でもまだまだ課題はあり、そこを突き詰めていけば、3~4年後には10キロ以上、スピードアップしてもおかしくない素材ではないだろうか。

打撃は投手よりも完成度があり、スイング軌道を見てもロスがなく、ボールをとらえるセンスも悪くない。何より良いのは初球からどんどん振っていける姿勢だ。「甲子園では初球からどんどん振っていく二松学舎附さんのスタイルに惹かれて進学しました」と語るように、殆どの打席で初球から振っていき、しっかりとコンタクトできる。

3,4年後、しっかりと育成したときの完成系のスケールは末恐ろしいものを持った逸材なのである。

甲子園はないが、2年ぶりの東東京を制するためには秋広の投打の成長がカギを握っているといっても過言ではない。

(記事=河嶋 宗一)
https://www.hb-nippon.com/column/423-draft/14672-20200730no261draft
ドラフト前の夏大会中の記事だけどこの記者見る目すごいね