台湾の「二刀流」球児に日米球界から熱視線
穀保高級家事商業職業学校(穀保家商、新北市)の「二刀流」選手、林盛恩(17)が日米の複数のプロ球団から熱い視線を浴びており、6月の高校卒業後の海外挑戦が期待されている。

台湾原住民(先住民)アミ族出身で中学時代からスカウトの注目を集めてきた林。台湾高校野球の強豪校、穀保家商では1年生の時からエースとして活躍、25日に行われた全国大会「玉山杯」の試合で自己最速の154キロをマークした。

台湾版甲子園「黒豹旗」では2020年から3年連続で大会ベストナイン(20年は外野手、21年は指名打者、22年は投手)に選ばれている。

各メディアの報道によると、米ナ・リーグ中地区のある球団から100万米ドル(約1億4000万円)を上回る契約金が提示されており、日本のセ・リーグのある球団からもそれに劣らない好条件が示されているという。
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