巨人が交流戦初戦となる30日のロッテ戦(ZOZO)で「ブルペンデー」を検討していることが28日、分かった。23日のDeNA戦(東京D)に先発した赤星は翌24日に出場選手登録を抹消され、先発の枠は空いている状況。交流戦開幕にエース級を置くため、戸郷を中5日で回すことも可能だったが、長いシーズンを見据えて無理させず、31日のカード2戦目に先発する見通しとなった。

現状では、1番手に救援投手を起用する「オープナー」のようなプランが浮上している。現在の救援陣には、2軍で先発経験がある田中千や、23日のDeNA戦でともに3イニングを投げた平内や菊地がいる。阿波野投手チーフコーチは「(田中)千晴や平内は複数イニング、やがては先発というところにも期待を持って成長を促している」と明かしており、3人の右腕は有力な1番手候補となりそうだ。