>>122
こういうことらしい


 ブライトが立浪監督から翼を授かった。フリー打撃をするためグラウンドに現れたブライトの腰には“羽根”が装着されていた。外野の芝生でストレッチをする際に、敷物代わりに使用していたバスマットの真ん中の部分をくりぬいたものだ。遠目で見るとバレリーナが身に着ける「チュチュ」そのもの。もちろん白鳥の湖を踊るわけではない。指揮官自らが考案した打撃矯正グッズだ。
 「肘が下がってバットが体からすぐに離れてしまう。そうなるとすぐに手が伸びて、そのポイントでしか打てない。まずはそこを直さないと。その癖を修正するためのものです」と立浪監督。前日の練習を見ていてひらめいたという。肘が下がると、腰に付けたバスマットに当たってしまう。当たらないようにスムーズにスイングできれば、おのずと悪癖が直るという算段だ。ブライトも「トップからスムーズにバットが出るようにやっています。慣れないのでまだ打ちづらいけど、すごくいい練習。違和感がなくなれば正しい軌道でバットが出ているということですからね」と意欲的に取り組んだ。
https://www.chunichi.co.jp/article/575954