肛門「ブリュリュチュゥ」ワイ「えっ？絶対漏れたやん」

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 02:43:20.99

今思えばこれが全ての始まりやった
ワイは悔しいやら情けないやら込み上がる自分への憎悪を押し殺しトイレに駆け込んだ

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 02:43:53.61

何が始まるんです？

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 02:45:38.88

始まりというか終わりというか

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 02:45:39.60

ワイはベルトを付けない
締め付けられる感覚が好きになれないからだ
だからいつも紐で縛れるズボンを履くようにしている
いつものように慣れた手つきで紐をほどきズボンとパンツを下ろした

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 02:46:19.91

>>2
大惨事だ

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 02:46:37.92

>>5
あっ…

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 02:49:37.72

5月にも関わらず30度を超える猛暑に元気のない愚息には目もくれずパンツを撫でてみる
するとどうだろう
たしかに少し湿ってはいたがこれは糞尿ではなく明らかに汗だった
そしてトイレットペーパーを指に2周ほど巻きそのまま肛門に当ててみる
汚れてはいなかった
そう、漏れてなどなかったのだ

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 02:51:13.44

ではあの音、そして感覚は一体なんだったのか
急いで看守に許可を取り医務室へ向かった

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 02:53:22.19

白髪混じりの長髪に度のキツそうな眼鏡、そして薄い髭
まるで医者とは思えない風体だがこの人に頼る他なかった
腹が痛いんです。私は医務室へ入るや否や訴えかけた

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 02:55:19.14

しかし"先生"は露骨に不機嫌な顔をした
まるでこの猛暑が私のせいだと言わんばかりにこちらを睨みながらうちわで仰ぎ始めた
大した返事も貰えず私は自室へ連れ戻された

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 02:56:43.78

医務室へ行くという小さな冒険の間に腹の違和感は消えていた
こんなことで騒いでしまった自分を恥じながら天井を眺め物思いにふける

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 02:59:05.53

誰も読んでくれてないからもうやめや

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 02:59:41.94

読んでるぞ

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 03:01:23.61

即席で考えててすごいなあと思いました

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 03:01:48.75

先生といつセックスするんや？

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 03:02:34.97

ワイが予想するわ
医務室の先生が時を止める能力者で停止中に一致の肛門に挿入吐精されたんや

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 03:05:19.48

脱肛かなんかちゃうの

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 03:06:04.43

誰か乗っ取って続き書いてくぅ～疲やってくれ

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 03:14:04.73

その時だった
踵田、面会だ
そうだ、今日は水曜日だった
心が浮ついていたのはこれのせいだったのか
私は看守に連れられ先ほどの下らぬ心配が嘘のように軽やかな足取りで面会室へ向かった

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 03:14:46.16

再開して草

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 03:17:59.75

私と自由を繋ぐ唯一の存在がそこにいた
弁護士だ
彼女と初めて会った時はその幼い顔つきに不安を覚えた
しかし顔に似合わぬ強気な姿勢とその母性に身を委ねたくなった
元より他に頼れる人などいなかったのだが

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 03:18:54.36

ちょっと待て肛門の話はどうなったんや

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 03:21:56.78

残念ながら、上告は棄却されました
目の前が真っ暗になった
つい数分前までパンツの汚れを気にしていた私の未来が絶たれたのだ
私と外の世界の狭間には何枚もの分厚いパンツがあった
それを打ち破る渾身の一発は出すことすらできなかった

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 03:24:11.46

そして私は今、薄い板の上に立っている
もう間も無く私は空を飛ぶだろう
その時にはもうパンツのシミを確認することもできない
しかし、それこそが私の望んだ未来であり自由だった

完

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 03:24:43.84

ありがとうございました
おやすみなさい

**それでも動く名無し** · 2023/06/01(木) 03:29:13.72

クソつまんねー